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同期入社×対談

同期入社×対談

“きこえ”という感覚を
探っていく難しさと面白さって?

大西: 就職活動では接客・販売業を中心に探していました。その中で東神実業に惹かれた理由は、一人のお客様と関わる時間が長い点です。対話を通して、お客様にフィットした商品を提供するという仕事内容に魅力を感じました。

木俣: 私は学生時代に飲食店でアルバイトをしていたこともあり、就職活動でも自然と接客業を見る機会が増えていました。東神実業に興味を持ったのは、補聴器という人の生活に深く関わる商品を取り扱っていることです。誰かにとって重要なものに携われる仕事ってなんかイイなぁと思い、入社を決めました。

渡辺: 私は人を応援したり、サポートしたりする仕事を軸に就職活動を行っていたところ、東神実業を見つけました。入社の決め手となったのは、“きこえ”をサポートする仕事内容です。私にとって音が聞こえることは当たり前ですが、当社と出会い、実際には当たり前ではない方々が大勢いることを知り、そういった方々を少しでも手助けしたいと思い、当社を選びました。

大西: 2人は補聴器について知っていました?

木俣・渡辺: 全然知らなかったです。

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大西: ですよね。私は祖父母が装用していたから知ってはいたけど、深く知ろうとはしていなくて、入社を決めてから徐々に興味を持つようなりました。最近では街中を歩いていると、補聴器をつけている人とすれ違うときに思わず反応してしまいます。一種の職業病かもしれません(笑)。

木俣: 聴覚障害のある方は、手話でコミュニケーションを取るイメージを持っていたんだけど、実際、働き始めてみると小さいお子さんから高齢のお客様にいたるまで、幅広い世代の方々が補聴器を必要とされていることに驚きました。ところで、2人は補聴器を初めて販売できたのはいつ頃ですか?

渡辺: 9月くらいですね。

大西: 私もそれくらいだった気がします。

木俣: 先輩のサポートを受けながらだったけど、私も9月でした。

渡辺: 販売できたことは良かったけれど、反対に苦い思い出もないですか?私は補聴器を保管するケースをお渡しするのを忘れて、慌ててお客様を追いかけたことを覚えています。

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木俣: 私は補聴器用の電池を渡し忘れたことがあって、同じように追いかけました(笑)。

大西: 電池を渡し忘れたことがあるし、接客やフィッティングの内容を記録する記録帳を渡し忘れたことがあります。これは東神実業1年目“あるある”かもしれませんね(笑)。

木俣: 渡し忘れることはもうなくなったけれど、接客を担当する機会が増えた現在は、 “きこえ”という目に見えないものを提供する難しさを実感しています。調整の技術はもっと磨かないといけないですね。

渡辺: “きこえ”は感覚なので、認識にもズレが生じてしまうことがありますよね。音が高いの「高い」も人によって捉え方が違うし…。そのため細かくお伺いして、ニュアンスを調整に反映できるように努めています。また、会話によるコミュニケーションが厳しいお客様もいらっしゃるから、来店予約の日程調整をする際も、電話ではなくファックスであったり、お客様によってはお手紙を郵送したりすることもあります。難しいけれど、どうしたら伝わるかを考えながらお客様と関わることは楽しいですね。現在は会話がまったくできないお客様ともコミュニケーションを取れるように、手話の勉強に取り組んでいます。

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男女問わず安心して働ける
東神実業の魅力って?

大西: 今回は女性社員が集まっているので、女性に関するテーマでもトークをしたいと思います。渡辺さんは入社前後でギャップを感じたことはありますか?

渡辺: そうですね。入社するまで女性社員は店舗での販売職をずっと続けていくと思ってました。ところが当社には営業の第一線で活躍されている女性の先輩がいます。男女問わず幅広い経験をすることができるのは当社の魅力なのではないでしょうか。

大西: 子育てをしながら働いている先輩もいますよね。私は女性特有の体調の変化に理解があることが当社の良い点だと思います。周りのサポートはもちろん、休暇制度も整えられているので、安心して働くことができています。

渡辺: 福利厚生で言うと、私は社宅を利用しているのですが、月10,000円の家賃負担で住むことができるので、一人暮らしの出費をかなり抑えられています。しかも水道代込みなんです。

木俣: かなり安いですね。私は配属先が実家近くの店舗なので通勤には困っていませんが、今後もし店舗が変わったとしたら社宅の利用を検討します!あと接客・販売の仕事で週末が固定休なのは珍しいと思うので魅力に感じています。次、私からも質問良いですか?3人とも違う店舗で働いていますが、店舗の雰囲気はどんな感じですか?

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大西: 社員同士の仲がとても良いです。気さくに話せる間柄ですし、仕事中に困っているとすぐに助けてくれます。接客であたふたしていたら、私に気づいた先輩が欠かさずフォローに入ってくださるため、非常に心強いです。

渡辺: 年次の近い先輩も、少し離れている先輩も、年齢に関わらず優しいですよ。

木俣: お客様はもちろん、後輩と接するときも誠実で真面目な人が多いですよね。

渡辺: 東神実業は信頼貯金という言葉がピッタリな会社だと思っています。補聴器を購入されるお客様、医療機関の方々、そして私たち従業員と、関わるすべての人々との関係を大切にし、信頼を積み重ねている社員の方が多い印象があります。だから居心地が良いのではないでしょうか。

大西: そうだと思います。先輩、上司の方々のサポートが非常に手厚いので、当社に興味を持ってくださっている方も、安心して入社していただきたいです。補聴器の知識や調整の技術は必要ですが、それらは入ってから覚えることができます。ただし、学び続ける姿勢が重要だと考えています。私もまだまだ知識不足を痛感することがあるので、もっと補聴器について詳しくなれるように勉強を続けています。2人はどんな方が当社に向いていると思いますか?

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木俣: お客様の中には想いを言葉にできない方もいます。お客様の訴えを汲み取って提案に反映することは、ほかの接客・販売業と比べても非常に難しいです。でも思いやる気持ちがあれば、訴えの端々からお客様の想いは伝わってきます。そういう会話を超えたコミュニケーションに興味がある方は、当社の仕事はとてもやりがいを感じられると思います。

渡辺: 私が思う当社に向いている方は、人の笑顔を見ることが好きな方です。理想的な“きこえ”をご提供できたとき、お客様は満面の笑みを見せてくださいます。その瞬間に立ち会えることがこの仕事の醍醐味ですし、そこにやりがいを見出せる方と、私は一緒に働きたいですね。